田舎暮らしの本4月号に

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近ごろは、どうも長野県の物件が少ないように思います。

 

 

雪が降ってしまうと物件確認(特に敷地の境界)が難しくなります。

 

 

やはり冬は取引が低調になりがちです。

 

「寒い時はじっくり資料を集めて、暖かくなったら動こうかな」

 

という方もいらっしゃることでしょう。

 

 

ただ意外と、全国的な田舎ブームに沸いてからすでに何年も経っているので、良い物件が出にくくな

っているという感じもします。どんな商品でもそうですが、やはり良いものから売れていきます。

 

物件探しはじっくりとしていただきたいのですが、「あっこれは」と感じた場合は決断の時です。

経験上、決まらない方は何件見ても決まらない傾向があります。逆に私たちが拍子抜けしてしまう

ほどあっさりと即決する方が多いのも事実です。

 

皆さんは何を求めて田舎暮らしがしたいとお思いでしょうか?

この点を明確にしておくことは重要です。ここがはっきりしていないと、物件を見るたびにああでもない

こうでもないと心が揺れてしまいます。 

 

購入するものは土地や住宅です。でも、それは手段に過ぎないのでして、真の目的というのは、畑づ

くりであったり、山登りであったり、名所めぐりであったり、魚釣りであると思います。

 

ですから、目的を達成するためには手段に(土地や住宅を探すこと)翻弄されないでください。

出来るだけ早く田舎暮らしを、新たな人生を楽しんでいただきたいからこそ、例えば70点の住宅を購

入して、現地での生活を満喫しながら、少しずつ自ら住宅に手を加えて100点に近づけていくという選

択肢も充実していて面白いと思います。

 

このようなことが頭にあると気も楽になると思いますし、また違った視点から物件探しができるのでは

ないでしょうか。

 

自分で手を入れることは難しいことではありません。まずは木を切ったり草むしりをするだけで、敷地

は美しくなります。

 

汗をかきます。手が汚れます。腰も痛くなります。でも、なんだか充実感があります。

 

そして、これが田舎びとへの第1歩です。

 

今日はちょっと長くなりました。この続きはまたの機会に。

 

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