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近ごろは、どうも長野県の物件が少ないように思います。
雪が降ってしまうと物件確認(特に敷地の境界)が難しくなります。
やはり冬は取引が低調になりがちです。
「寒い時はじっくり資料を集めて、暖かくなったら動こうかな」
という方もいらっしゃることでしょう。
ただ意外と、全国的な田舎ブームに沸いてからすでに何年も経っているので、良い物件が出にくくな
っているという感じもします。どんな商品でもそうですが、やはり良いものから売れていきます。
物件探しはじっくりとしていただきたいのですが、「あっこれは」と感じた場合は決断の時です。
経験上、決まらない方は何件見ても決まらない傾向があります。逆に私たちが拍子抜けしてしまう
ほどあっさりと即決する方が多いのも事実です。
皆さんは何を求めて田舎暮らしがしたいとお思いでしょうか?
この点を明確にしておくことは重要です。ここがはっきりしていないと、物件を見るたびにああでもない
こうでもないと心が揺れてしまいます。
購入するものは土地や住宅です。でも、それは手段に過ぎないのでして、真の目的というのは、畑づ
くりであったり、山登りであったり、名所めぐりであったり、魚釣りであると思います。
ですから、目的を達成するためには手段に(土地や住宅を探すこと)翻弄されないでください。
出来るだけ早く田舎暮らしを、新たな人生を楽しんでいただきたいからこそ、例えば70点の住宅を購
入して、現地での生活を満喫しながら、少しずつ自ら住宅に手を加えて100点に近づけていくという選
択肢も充実していて面白いと思います。
このようなことが頭にあると気も楽になると思いますし、また違った視点から物件探しができるのでは
ないでしょうか。
自分で手を入れることは難しいことではありません。まずは木を切ったり草むしりをするだけで、敷地
は美しくなります。
汗をかきます。手が汚れます。腰も痛くなります。でも、なんだか充実感があります。
そして、これが田舎びとへの第1歩です。
今日はちょっと長くなりました。この続きはまたの機会に。