黒アリのお話(つづき)

こんにちは。

日が経ってしまいましたが、今回は7/3の続きとなります。

手元の写真を探してみたのですが、1匹の蟻を鮮明にとらえたものがありませんでした。。。

そこで、専門の研究者様に依頼をしたところ、すばらしい写真を使用させていただけることになりま

したのでご紹介いたします。(出典は「日本産アリ類画像データベース」です。ご提供ありがとうござ

います)

 

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撮影:栗林 慧 氏

 

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撮影:今井弘民 氏、久保田政雄 氏

  

ムネアカオオアリはその名のとおり胸部が赤いです。体長7~12ミリと見た目も大きいですから噛

まれたら結構痛そうですね。。。山や林が近くにあるお宅はお気をつけ下さい。

 

 

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撮影:栗林 慧 氏

 

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撮影:今井弘民 氏、久保田政雄 氏

  

 

アミメアリは体長2.5ミリほどで、よく庭で見かけるあちこちを歩きまわっているものよりは一回り小

さいです。本種は女王がいなくて、働きアリが産卵して働きアリを生産するようです。働きすぎると?

床下や壁に巣をつくり木を加害します。

ああ、恐ろしい。。。

 

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撮影:栗林 慧 氏

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撮影:今井弘民 氏、久保田政雄 氏

 

 

トビイロケアリは体長2.5~3.5ミリ、ちょうどこの時期に羽アリが飛び交います。しろありも黒アリ

も羽アリが出るのですが、若干時期がずれています。また、そもそも風貌は全く似ていません。

万一お宅で発生した場合は、慌てずにWEB上の画像などを参考によく観察してみて下さい。

 

 

危害を加えるアリはこの3種を知っておけば十分だと思います。もし家の中で数匹のアリを見つけた

時は、この記事のことを思い出して画像と実物と見比べてみてください。似ているようでしたら、被害

が拡大する前に専門家に調査していただくことをお勧めします。

これ以外のアリでしたら、あまり気持ちの良いものではありませんが放っておいてもよいでしょう。

 

 

さて、如何でしたでしょう?どの写真もちょっとドアップ過ぎましたでしょうか。。。

危害を加えるアリのお話はこれにておしまいです。

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