こんにちは。
ブータンの国王夫妻が来日されていました。
ブータンにはいつか訪れてみたいと思っていて、かなり大雑把な概要だけは頭に入っていました。十
数年前は簡単に入国できる国ではなかったように記憶していますが、今はどうなっているのでしょう
か。チベット文化圏に興味がありLhasaや周辺をうろついていた頃、ネパール経由でインドの
Darjeelingに滞在したことがあるのを思い出しました。その時はブータンの近くまで来ていると感じて
いましたが、改めて地図で確認すると国境まで60キロ程という所にまで迫っていたようです。
さて、ニュースなどでは夫妻の福島訪問が大きく報じられていました。小学校など各所へ訪問され
たり被災地で僧侶と共に祈りをささげられたり、また、資料として東日本震災翌日の国を挙げての大
法要の映像が流れたりと、国全体が日本に対して大きな愛を持っていると感じました。そしてそのよ
うな思いに何だか目頭が熱くなってしまいました。
5月に岩手県大槌町へ手伝いに伺った時、このような光景が目の前に広がっていました。
その時、皆「ひどい・・・」という言葉しか発しませんでしたが、今改めて見ると本当に大変なことが起
きているということを感じます。メディア露出が少なくなるにつれて、どうしても私達の思いも薄れてい
きがちです。世界各地に今回のような思いを持った方々が大勢いるということを肝に銘じ、改めて持
続性のある行動をしていかなければならないと心引き締まる思いです。