こんにちは。
しろあり関係のことについては、その日にあったことはあまり書かないようにしています。
でも今日は、ありがたいお話をお受けできたという日であることを忘れないように、ここに書きとめておこうと思います。
しろありの仕事の流れは、調査→見積書提出→施工と3回お客様のお宅へ伺うパターンが基本でして、
本日はあるお宅へ見積書を持参し、料金と施工内容等についてお話させていただきました。
大変立派な大黒柱の聳え立つ建物で見とれてしまうくらいなのですが、これは、実は半年前にお亡くなりになった旦那様が心を込めて建てられたものであり、お客様からは、これを遺してくれた思いを大切にしたいので是非に工事をお願いしますと、少々涙ぐみながらの言葉をいただいたのです。
「思い」
近年は、工事を確実に完遂するのはもちろん、お客様の気持ちを汲み取った会話や説明などを心がけています。"作業者"というのは仕事に没頭するあまり、相手方の心のフォーローというものを若干おろそかにしがちで、その点を改善しようと意識してきたわけですが、今回のことはさらに上のレベル、構造物としての「建物」という意味ではどれも同じだけれど、そこに住む人の「家」に対する「思い」は千差万別であり、その思いを共有しながらの施工はまた違ったものであるのではないか?ということを改めて意識する出来事でした。
人間ですから、体調が悪かったり、悩み事があったり、いそがしかったり、日々状態は違います。だからこそ、そうならないような心がけを日々忘れず、高いレベルでのサービスをお届けできるようにさらに精進していきたいと思います。
今日は、とても心動かされた日でした。