こんにちは。
今日は実際に竜巻がどのような動きで被害をもたらしたのか、私が活動しながら実際に歩いて目で見た被害箇所を地図に落とし込んで見ました。
各種報道によりそのルートや規模など目にされたと思いますが、このように見てみると、北東方向にほぼ直線的に移動したものと思われます。全壊・半壊・大きな損傷を引き起こした幅は大体家4件分くらい、およそ50mぐらいに感じました。そこを外れると、屋根や壁、ガラス等に損傷は見られるものの修復で元に戻る範囲内の被害のようです。
発生箇所は、複数の地元の方の話では、地図左下の「しらこばと公園」付近であろうとのことでした。実際にそうであるとすると、発生直後から大きな被害を引き起こし、その勢力を一定に保ちながら北上したことになります。ただ、地図右側の地域のほうが全壊半壊が多く、竜巻はその先の松伏・野田方面まで移動し続けたことから考えると、吹き上げる力については勢いを増していったものと思われます。
また、被害が大きい建物には特徴があり、四方を囲まれた住宅ではなく、隣地が一方あるいはそれ以上開けている敷地に建っていたものが大きなダメージを負っていました。当たり前のことですが、風の力をそのままモロに受けてしまったようです。
ここまでの文章で、何となくイメージがわきましたでしょうか。
私の中では、リアルに竜巻の発生からどのルートをどの程度の大きさで移動したのかが想像できました。これは、もしそのような場面に遭遇した場合の危機回避等に非常に役に立つと思います。そして、ここを見られている皆さんにも何かしら参考になるものが残ればと思い、このようなご報告をさせてもらっています。
さて、一応明日で最後になります。
次回は活動について触れたいと思います。