こんにちは。
今日はちょいと別の話題。
これ、実家にまだ置いてある本です。
まあ大学の頃は本の虫で、手当たり次第に様々な本を読み漁りました。
特に小説にはまり、気に入った作家が見つかると片っ端から揃えていました。
右上の緑色は星新一、水色は安部公房、その他、カフカ、太宰治、坂口安吾などジャンルは問わず面白いものはたくさんありました。その中でも、今思えばSF的なものに惹かれる傾向があり、筒井康隆の著作は、新作ハードカバーまで手にするようになっていました。
そんな小説大好き人間の私でしたが、会社経営の中枢に入ってからは、いわゆる経済的な書籍を読むことがほとんどで、小説を読みたい気持ちを持ちながらも、今はそんな時期ではないと言い聞かせて自分の中でいつの間にか封印していたようです。
遠野物語で有名な民族学者の柳田國男が、小説を読んでいた弟子に対し、「我々にはそのようなものを読む時間はない」と一蹴したといわれていますが、私にも同じような気持ちがあったかもしれません。そんなこんなで、早10数年が経ってしまいました。
40を超え、青年会議所を卒業してある意味で一区切りついた今、仕事に全く関係のないことに対しても、もっと心を開き行動していきたいと思っています。仕事が暮らしの中心なのは生きるために当然ですが、それ以外の、思いやりとか奉仕の精神だとか、哲学、あるべき姿への努力等々、大切にしていかなければならないことはもっとたくさんあるのではないかと、より強く思うようになっています。それが何なのか具体的にはまだ見えてきませんが、まずはいくつか自分の中にある漠然とした思いを追っていけばよいと考えています。
いや、本棚から大きな話に膨らんできました。このブログではよくあるパターン・・・
何だか思いだけは、色々とあるのですよねーー
とにかく、小説は読もうと思ってるのですが、記念すべき?久しぶりの第1作をどれにしようか、実は迷っているのです。。。