こんにちは。
最近ジビエが注目されています。
以前は年に数回、猪鍋、鹿刺しなど食する機会があり、中々のお味だったと記憶しています。
地元紙でもよく取り上げられ、行政、飲食店、加工業者など様々な工夫を凝らして素材を生かそうと努力しています。
ただ思うのですが、たくさん捕れるから、破棄はもったいないからという理由での活用では本質を見失ってしまいます。
野生動物の肉は、鳥、豚、牛に比べ高い放射能を濃縮していて、暫定基準値の10~100倍の放射能を検出されることがあり、残念ながら県内の一部では今でも検出され続けています。安全の為には調理前の放射能測定は必須ですが、そこをどう対応しているのかはよくわかりません。
また、動物が増えている原因そのものまで考えてみると、暖冬化による越冬のしやすさ、凍結防止用の塩カルで塩分補給をして生命を維持しているなど、人為的なものがあります。これらを再検討し、固体数を自然に減らすことをまず検討したほうがよいと思います。
煮たり焼いたりするだけでもおいしいので、手の込んだ料理はもっと美味なのだと思います。ぜひこれらを念頭に置いた丁寧な取り組みを期待します。