こんにちは。
たまたま新聞記事で目にした、日本映像民俗学の会 松本大会に行って来ました。
内容に興味があったのと、伊那谷の放浪俳人井上井月の映画「ほかいびと」監督の北村皆雄さんが会長さんであったり、中沢新一さん脚本の映像も上映されるようだったので、全くの新参者ながら飛び込んでいきました。
参加者は、民族学者・映像家・会員をメインとしていて、各作品視聴後に解説&質問タイムがあり、1日通して9作品が取り上げられました。
テーマは各地の風習に見られる死者と生者の関係性についてで、下伊那郡阿南町の盆踊り、えらぶ島の洗骨、死者と生者の出会う山ハヤマ信仰、青森百石のイタコさん、チベットの鳥葬などでした。
どれも見慣れていないものなのでインパクトのあるものが多かったですが、自分たちが普段身のまわりで行っている、お盆お彼岸、神棚仏壇への拝礼などともつながっているのだと思います。
それにしても、地道にコツコツと活動されている方々がいらっしゃることをここでも強く感じました。
あっちへこっちへ気の向くままにフラフラしてるだけじゃダメだなぁ。