2016年2月アーカイブ

採れるもの

こんにちは。


冬は植物にも厳しい時期、その中にあってネギ、大根はありがたい存在です。


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旬のものを食べなさいとよく言われますが、それは食材が最もおいしい時期だからだけではなく、例えば、夏野菜は身体を冷やしてくれて冬野菜は逆に温めてくれるというような効果もあるからです。

といっても、キンキンに冷えたトマトやスイカを冬に食べたり、煮大根や里芋の煮っころがしを夏に食べたいとはあまり思わないので、私たちは生物としてそれなりの選択もしているようです。

冷え性の人は冬にトマトやキュウリをたくさん食べないようにするなど、旬を意識するだけでちょっとした健康維持につながると思いますので、覚えておかれても良いでしょう。


はぁ~ まだまだお鍋のおいしい時期が続きます。

知るほどに感謝

こんにちは。


今その状態にあることは、会ったことのない古今東西の様々なものからの贈り物であることにハッと気づく時、そこには溢れんばかりの感謝の気持ちしかありません。



例えば野菜づくりと縄文が絡み合う。

土器から見つかるマメ科植物圧痕から、自然の豆を徐々に大きく栽培化していった縄文人の意思が見てとれます。

実際に豆を育てていると、現在に至るまでの様々な苦難が大いに想像できるだけに、毎年種を撒いて収穫し食することが、どれほど感謝すべきことなのかを思わずにはいられません。



身近なこと一つとってみてもこれだけの思いがこみ上げるということは、人生は感謝の思いで溢れんばかりだということにさらに気づきます。


さあ、ではどうするのか?
ここをやっていく。

澄み渡る、空気

こんにちは。


冬の凛とした光善寺もまた趣があります。

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左は霊犬早太郎です。

4月9日から5月8日まで、7年に一度のご開帳です。
ちょっと遅めに拝観して、そのまま夜桜をご堪能ください。もちろん高遠の桜もお忘れなく。

衛生係

こんにちは。

10年ぶりに拝命した、常会の衛生係。
いつの間にか衛生自治会なるものが組織されていて、総会&ゴミ出し説明会に行ってきました。


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それにしても周りを見れば、会社勤め・経営の中皆さんご苦労さまです。
そういえば先月は、雪降る早朝6時から資源ごみ回収当番がありまして、年に数回は大変な日もあります。

いつも言いますが、本当に地域1人1人のおかげさまで地区、市、県、国にいたるまで成り立っているのだと感じると共に、自らも地道な活動をしっかりと務めあげようと心新たにするのであります。

山は、

こんにちは。


信州といえば登山!という方も多いでしょう。

自分は、そのお気持ちが理解できる経験があまりないのですが・・・  

山は眺めるもの・・・的な。

 
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常会の新年会で撮りました。

何を?

間近に迫る仙丈ヶ岳を・・・


う~ん、愛が足りない?

あるビラ

こんにちは。


このあいだの中央大学公開研究会の前に、せっかくなので近くの八王子市郷土資料館に立ち寄ってきました。

これまで色々周ってみて気づいたのですが、博物館は小さな村にも結構あります。そして以外にも?後に続く弥生、古墳、飛鳥などより縄文関係の展示品が最も多いです。

ま、期間が1万数千年もあるので当たり前といえば当たり前ですが・・・



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あれ? と思ったでしょうが、ちょっと目を引いたので今日はこれを紹介します。

これは敗戦の年の3月に米軍機から撒かれたビラです。写真を拡大してもらうとよくわかります。
私を含め、先の戦争についてよく理解していないことが多いと思われますが、これもその一つではないでしょうか。こんなものが撒かれていたとは全く知りませんでした。

標的の12都市の中には縁のある長野、富山、高岡があり、そのほかも6都市は訪れたことがあります。日本3大大仏のひとつがある高岡は銅器が有名なので、そのあたりが標的になったのでしょうか。


もう何年も前から、歴史勉強の必要性をわかっていながら中々着手できずにいました。自国の歴史を語れないというのはやはり恥ずかしいことだと思いますので、なんとか少しずつでも前に進んでいきたいです。

縄文プラスこんなことも考えた資料館でした。

高遠だるま市

こんにちは。


だるま市に行きましたか?
うちは3年ぶりぐらいでした。


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以前はもっとだるまの店が多かったと思います。今は8割ほどは食べ物系です。

このだるま、実家の越谷で作ってるものかも・・・ なんて考えると妙な感じです。


自分は、普段歩かない町並みを見ながらぶらぶらするのが楽しいです。

ジビエ

こんにちは。


最近ジビエが注目されています。

以前は年に数回、猪鍋、鹿刺しなど食する機会があり、中々のお味だったと記憶しています。


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地元紙でもよく取り上げられ、行政、飲食店、加工業者など様々な工夫を凝らして素材を生かそうと努力しています。



ただ思うのですが、たくさん捕れるから、破棄はもったいないからという理由での活用では本質を見失ってしまいます。


野生動物の肉は、鳥、豚、牛に比べ高い放射能を濃縮していて、暫定基準値の10~100倍の放射能を検出されることがあり、残念ながら県内の一部では今でも検出され続けています。安全の為には調理前の放射能測定は必須ですが、そこをどう対応しているのかはよくわかりません。

また、動物が増えている原因そのものまで考えてみると、暖冬化による越冬のしやすさ、凍結防止用の塩カルで塩分補給をして生命を維持しているなど、人為的なものがあります。これらを再検討し、固体数を自然に減らすことをまず検討したほうがよいと思います。


煮たり焼いたりするだけでもおいしいので、手の込んだ料理はもっと美味なのだと思います。ぜひこれらを念頭に置いた丁寧な取り組みを期待します。

研究会・・・

こんにちは。


年末の明治大学に続き、週末は中央大学の公開研究会に参加してきました。


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明大の時は、御茶ノ水や神田古本街をそれなりに知っていたし、大学自体が街中に溶け込んでいたので何も感じなかったのですが、今回は多摩だったので、まさに広いキャンパス内に突入する感じでドキドキしました。うら若き学生達も結構いたからね。

だがしかし、もーっとドキドキしたのは、会場が会議用テーブルが8台ロの字に並んでいる小さな部屋・・・ やゃこれは!
参加者は、おそらく講師・教授・他機関の研究者が十数人で、趣味?で来ているような人は2、3人ぐらい、もしかしたら自分だけかも。。。
いつもの公開講座ではなく、公開研究会と題している意味を、文字はしっかりとその意味を理解しないといけないということを、痛切に感じた次第であります。


話の内容はそれなりに理解できたし、見たこと聞いたことがあるのも出てきたので、これまで1年半積み上げてきたものが意外と役に立ちました。
研究会なので、学会未発表の他言できない最新データも提示されて、ディープな3時間半を体験しました。ふぅ。


ま、ここから先はプロの世界、このあたりで線を引いたほうがよいと肌で感じられたこともひとつの収穫でした。


それにしても、今のほうが学生時分より勉強してるのではないの?

まっ すぐ

こんにちは。


いつもの、とはちょっと違う場所、1段下がった天竜川域の同じ地区内から。
中央アルプス方面です。

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冬でも雪で困ることはそれ程多くは無いので、日ごろから景色の美しさを味わう余裕があります。
雪原?の上をよく観察してみると、鳥やキツネ、タヌキ、ハクビシン類の足跡が残っていて、どのように歩いたかわかって面白いです。

ちょいと寒いですが、雪景色に惹かれる方はこの時期にも足を運んでみてください。
そういえば今週11日は、高遠町でだるま市が開かれますよ。

今日の偉人

こんにちは。


たまーに紹介している「偉人たちの一日一言」。

心の中の漠然とした思いを、それを経験してきた人が的確に表現してくれたときにおぉこれは!と思うものです。



だいぶ楽しくなってきた40代、努力を怠らず80代も相当楽しくありたい。


職業に上下もなければ貴賤もない。
 世のため人のために役立つことなら、
 何をしようと自由である。

 しかしどうせやるなら覚悟を決めて十年やる。
 すると二十からでも三十までには
 ひと仕事できるものである。
 それから十年本気でやる。

 すると四十までに頭をあげるものだが、
 それでいい気にならずにまた十年頑張る。

 すると、五十までには群をぬく。
 しかし五十の声をきいた時には、
 大抵のものが息をぬくが、それがいけない。

「これからが仕上げだ」と、新しい気持ちで
 また十年頑張る。

 すると六十ともなれば、
 もう相当に実を結ぶだろう。

 だが、月並(つきなみ)の人間はこの辺で
 楽隠居がしたくなるが、それから十年頑張る。

 すると、七十の祝は
 盛んにやってもらえるだろう。
 しかし、それからまた、十年頑張る。


 すると、このコースが人生で一番おもしろい。

まめまいたで!

こんにちは。


ええ、そりゃもちろんやりましたとも。

冬の風物詩、渋谷さんちの豆まきです。

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「おにはそとふくはうち」×20回×家族4人。しかも大声で。。。

お隣のななちゃんが吠えまくっていました・・・   

どうもお騒がせ。

逝きし世の面影

こんにちは。


学生時代に学んだ歴史は、教科書一つ取ってみても結構修正されているようです。
教育ってある意味怖いですよね。それが受験勉強の為の知識で終わってしまえば、間違った歴史を正解と思い込んで一生を過ごすことになるかもしれません。


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「逝きし世の面影」という本を読んでふとそんなことを考えました。

書店に普通に並んではいないかもしれませんが、もし見かけたらどのページでもよいので少し読んでみてください。というか、裏を見ると初版からすでに32刷り・・・  結構読まれているようなので、何を今更という感じですが、明治期の日本人はどのようだったかを様々な外国人の目から見た内容で、おぉそんなだったのか!と驚きの連続です。



これが日本人の本来の姿とは言いませんが、少なくともそのような時代があり、多少なりともそのDNAを私たちが受け継いでいるとしたら、何だかもうちょっと気を楽にして生きていけるように思います。

自分は、近ごろ緩みがちな心がさらに緩んでしまいました。。。


最近は明治維新を改めて捉え直す動きもありますが、それとて正解ではないかもしれません。何事も柔軟に見ていくという心の柔軟さが、正解に最も近づくことになるのだろうと思います。それでも、きっと正解は無いのでしょうね。

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